明けましてカッポレ!
(カッポレとは何だ?と思われた方はこちら→【183】「活惚」を唄おう、踊ろう)
昨年、私一人の舞台が2本有った。
2月に豊田市美術館で「HAIKAI」、12月に名古屋能楽堂で「琵琶演奏と踊り」
いずれも身体がしゃべる舞台だ。
当然観客に観られている。
観られる自分を観て踊る…常時と違う自分が居た。
2020年、コロナの年は自分相手の自分を見つめるケイコ時間をタップリ持てた分、納得出来る舞台だった。
やはり役者には「観られる」と言う「退っぴきならぬ極限の集中力」が役者を育てるのだろう。
何年続くか分らぬコロナとも「仲良く」付き合いながら、
「踊る阿呆に、観る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃ損々」
と、道化に徹して踊ってみるか。
ちなみに三河の農村歌舞伎では芝居を演る事を「芝居を踊る」と言う。
いつもなら七月には私共ハラプロも吉例「七夕歌舞伎」(足助宝栄座)があるが、今年はどうなるやら。
「カッポレ!」
と踊れる事を祈る。
2021年、まず手始めに
原智彦のHAIKA Iパフォーマンスがあります。
ミュージアムパフォーマンス「HAIKAI《展覧会の人》」
出演:原智彦(ハラプロジェクト代表) 伊藤玉木(コントラバス)
詳しくはこちら→ミュージアムパフォーマンス「HAIKAI《展覧会の人》」