人はワルガシコイ、コザカシイ、そしてカワイラシイ
ハラプロジェクト 大須HAIKAI劇場「お熊空唄」
悲しい別れを知るものは 空に浮かぶ月ばかり
男は女を女は男を ダイテダカレテその挙げ句
いつしか離れて西へ東へ 心むなしくゼニかせぎ
街に待った三年後 やっと会えた嬉しさも
脅すつもりの切っ先の 狂って切れるは二人の縁
細き月に涙雲 川面に流れる「お熊空唄」
2013.6.28(金)~7.7(日)
昼公演(14時開演)29,30,6,7日
夜公演(19時開演)28,29,30,1,3,4,5,6日
※上演時間は130分。
会場:七ツ寺共同スタジオ
(出演)
お熊:田中祐子 七之助:青山博信 お坊吉三:黒宮万理 お杉:上田あい
助平:新美清彦・泉谷大介 お波:加川未友 市:マユズミヨシズミ
海典:野畑幸治 教眞:脇山康貴 眞海:藤井朋子 お捨:ギリヤッコ・A
おさめ:みなみりな おなほ:渡辺満代 唄女郎:大脇薫 観劇ガイド嬢:森川アオイ
しげちょい イマプー 奥村めぐみ 長谷川泰三
アキさん 新研吾 マチコ 葉雨
大江信彦 廣田貴嗣 深見優 堀内理史
あじむらゆい 小酒井優 鷹羽恵理 原田楠実子
渡辺まちこ 後藤良 助田慶次郎 丹村比呂
柳澤風香 渡辺穂香 中村友香 安川あゆ美
mini-oni 初田ネネ 象(漆山美術館)
儀兵衛:原智彦
〈スタッフ〉
構成・演出・上演台本:原智彦(河竹黙阿弥「小猿七之助」より)
古猿浄瑠璃:六柳庵やそ
照明:古川博
映像:Dx13xKx
衣装:丹羽愛弓
音響:HASH
美術:西島一洋
照明オペレート:三輪香居
舞台:永澤こうじ
殺陣:A2C・青山博信
宣伝美術:横井彰
絵看板:よんがー・岡本紗弥
制作:ハラプロジェクト
後援:大須商店街連盟
協力:「大須HAIKAI劇場」制作委員会、モノコト、EYE Comodo、橋の下世界音楽祭SOUL BEAT ASIA、神田かつら
原作「小猿七之助」は、幕末安政四年初演大ヒット、明治30年、5代目菊五郎上演大評判。
しかし劇中の「エロイ」場面に、まず新聞が「エロイエロイ」と叫び、警視庁から勧告もあり、二十一日で閉場した。
菊五郎は「無給でいいから演りたい」と叫んだ。
これに目を付け「名古屋の興業師」がすぐ買って大入りを果たす、という筋金入りのもっとも歌舞伎らしいオモシロイ作品。
さて今回の我々の芝居、どうなる事かお楽しみに。