原智彦を中心に百姓の身体作法(股割り、すり足など)を大切に、音楽、映像、美術の絡み合うサイケデリック全身全霊芝居。

ダンス・タンス・ダンス

2009年12月18日〜23日
西尾劇場

劇場を一周し、もう一度壊れかけた座席に腰を下ろす。
ふぅ、と深呼吸をひとつして束の間のタイムスリップ。
「クスクスクス」子どもに微笑みかける優しい夫人の笑い声。
「ドヤドヤドヤ」映画に校風した男たちの豪快な歓声。
「ビールをおくれ」「ラムネを一本」列をなして賑わう売店。
歓声とどよめきとともに、それぞれが抱える思いが劇場内に昇華されていく。

会場が暗くなる。ゴクリと皆、息を呑む。
ここはたくさんの想いが詰まった宝の小屋。
今日は一体どんなお客がやって来るだろう。
いよいよ、始まる、千年の時を越えてやって来た幻想の芝居「ダンス・タンス・ダンス」。
刻み続ける歴史を超えて、今ーー。

【作・演出】原智彦
【映像】河本隆志/真月洋子
【音響・音楽】星裕久
【振付】こかチちかこ/ハポン劇場振付部
【劇中歌・作曲】珠水
【照明】古川博
【宣伝美術】アマノテンガイ
【美術】西嶋一洋
【衣装】すう/久野周一
【舞台製作】永澤こうじ
【舞台監督】中村公彦

photo


写真:安野亨

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