昨年よりシャーペン一本だけで画く「シャーペン画」を始めた。
絵の仕上がりも気になるが画いてるシャーペンの手捌きがもっと気になる。
……思いが手に伝わり自在に動き出すに連れて0.9mm2B芯の黒い線が無尽に走り出す。
濃淡強弱太細鋭鈍動止遅速かなりのスピードで走る。
みるみる思いが姿と成って現れる。その間、手は嬉々として戯れ遊んでる。
画いてる私も嬉々とシャーペンに親しむ。
別に絵に限らない。
お茶碗洗ってもスポンジ持った右手と茶碗持った左手の絶妙なフットワークが気になる。
白菜漬けるとき1/8カットの白菜に塩をすり込む手加減など何度演って奥が深い。
……私、振り返ってみるに手を始めとして身体の喜びそうな事はずっと続けて演ってる。
芝居もそうだ。
一度の舞台に何度も何度も演る稽古を面白がる身体が有るからだろう。
ちなみに愛用のシャーペンは、タフに書く!!タフに消す!!の
「ペンテルTUFF」350円!